ベーグルや食パン、朝ごはんにぴったりです🥯
中でもベーグルはヘルシーと言われますが、管理栄養士でパン好きな私としては本当なのかといつも疑問に思っていました。
パン作りも趣味で、ベーグルや食パンも何度か作りました👩🍳
今回はベーグルは本当にヘルシーなのかをいう疑問を、材料や栄養価を比べながら考察していきます。
減量やダイエット中の選び方や食べ方も合わせてに考えていきましょう🐻❄️
ベーグルと食パンは材料が違う
ベーグルと食パンの材料の主な違いは油脂を入れるか入れないか。
食パンにはほぼ必ず油脂(主にバター)が使われていて、ベーグルは油脂が入らない作り方がほとんどです。
材料を比較してみます。
ベーグル
小麦粉
砂糖
塩
パン酵母
モルトシロップ
食パン
小麦粉
砂糖
バター
塩
パン酵母
※モルトシロップはベーグルのツヤや風味を出すのにゆでる際に使われますが、使わないベーグルも多いです
また、作り方も違います🥯
ベーグルは最後にケトリングというゆでる工程があり、これによって生地のでんぷんが糊化して膨張。
この膨張した生地をオーブンで焼くことで膨らみが抑えられ、もちっとむぎゅっとした独特の食感が生まれます。
ベーグルと食パンの1食当たりのカロリーや炭水化物量
ベーグルと食パンの栄養価を1食当たりで比較してみます。
食品表示ラベルでは100g単位での表記が多いですが、あえて1食当たりで比べました。
100gを測って食べる方は少ないかと思いますし、食べるときは個数・枚数単位で食べるのが多数派かなと考えているためです。
各ブランドの比較もしてみました。
ベーグルは本当にヘルシーなのか
ヘルシーと言われる理由は主に下記の3点。
- 油脂が入っていないから
- 100g単位で比べると熱量(カロリー)が低いから
- ずっしり感があり腹持ちが良い
でも私は1食当たりで考えると食パンの方がヘルシーだと考えます🍞😊
- ベーグル1個よりも食パン1枚(5枚切りも6枚切りでも)の方がカロリーが低い
- 脂質は食パンの方が多いが、炭水化物はベーグルの方が少ない
- シナモンレーズンやチョコなど、甘いベーグルを選びがち
食パンでもバターを塗れば同じでは?とも思ったので、ベーグルにクリームチーズを塗るのと比べてみました。
食パンに塗るバターは一般的に約5g、ベーグルに塗るクリームチーズの量は大体10gです。
(kiriの個包装の1食分クリームチーズは1つ16.3gです)
減量・ダイエット中は食パンがおすすめ
ダイエット中等にパンを食べるときは食パンがおすすめです🫏
ただし、高級食パンと呼ばれるような生クリームやはちみつが入ったものは避けるのが無難。
裏の成分表示を見て、1枚当たりの脂質が3.5g以下のものが良いかなと考えます。
食パンは何も塗らな良くてもおいしくいただけます🐮
私はパンそのものの味を楽しみたいため、パンには何も塗らないで食べています。
(続けていると慣れるし、舌が研ぎ澄まされる気がします✨)
もし塗るようだったら、1枚全てに塗るのではなく半分は何もなし、半分はジャムやバターを塗るなどちょっとした工夫もいいですね🧈
また、油脂を塗りたい場合はバターもおいしいですが、オリーブオイルも風味がよくておすすめです🫒
どうしてもベーグルを食べたいときの選び方&食べ方
ダイエットや減量中などにどうしてもベーグルが食べたい!となったら、選び方や食べ方をほんの少し工夫してみましょう。
- 甘くないプレーンなものを選ぶ
- おやつやランチではなく朝食で
- バターやクリームチーズ、ジャムなどは控えめに
【甘くないプレーンなものを選ぶ】
チョコやレーズンなど甘いベーグルは総カロリーが高くなりがちなので、プレーンベーグルを選ぶのが無難です。
どうしても食べたい場合は半個で満足して、後日に半分をいただきましょう。
【おやつやランチではなく朝食で】
先ほど記したようにベーグルは糖質が多いので、減量中のおやつには向きません。
朝食後はランチ後よりも活動量が多いのと、エネルギーをつくろうとするホルモンの働きが強まるので朝にいただくのがおすすめです。
【バターやクリームチーズ、ジャムなどは控えめに 】
バターなどを塗るとどうしても総カロリーが多くなってしまします。
代用品として脂質の低いカッテージチーズをぬったり、レタスなどの野菜🥬とスライスチーズ🧀をはさんだりするのも◎。
さいごに
ベーグルは食パンと比べて総エネルギー量が多いので、ダイエットや減量中には不向きです😶
ただ、ベーグルが好きでどうしても食べたい!という場合は食べ方や選び方を工夫すればよいかなと思います🐰
他の食べ物で調節したり、日々の運動習慣をつけることも大事ですね🏃♀️🤸
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