これから一人暮らしを始める人や収入が下がる方で、手取り18万円で家賃8万円の家に住めるのか生活していけるのかという疑問を持つ方も多いはず。
適正家賃は手取りの3割と言われていますもんね。
私は実際手取り18万円で8万円の家に住んでいます。
借りる当初に手取りが18万円だと審査に落ちる可能性があるので借りられませんが、住み続ける分には赤字にならずに生活することが可能です。
この暮らしに向いている人は自炊が中心・交際費が少ない・モノを買わない増やさない人。
実際に私は2018年から6年間一人暮らしをしていますが、今一番収入が低く家賃が高いです。笑
収入が低くても支出を減らせればその分を家賃に回せます。
我慢せずに節約する方法、推し活ができるのか、なぜ高い家賃の家に住み続けるのかをお伝えします。
高い家賃ですが、家の設備への妥協点が最小限だからこそ快適に生活できるし、マイペースに自分の時間を大切に生活することが可能です。
手取り収入と家賃で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
手取り18万円・家賃8万円で一人暮らしは可能
現在アルバイトで手取り18万円、家賃8万円(家賃補助なし)の家で一人暮らしを1年間継続中。
家を借りた当初は正社員で手取りが26万円位あったのですが、ストレスや体調を崩したことから退職。
生活費・貯金&投資・推し活金で支出はギリギリですが、たまに貯金を崩しながらストレスフリーで生活できています。
私のように収入が減る予定・減った方やこれから一人暮らしを始めたい方の参考になればうれしいです。
【実録】手取り18万円・家賃8万円の内訳
手取り18万円は額面から社会保険や税金等の控除する前の金額です。
家賃8万円も管理費等を含んだ金額となっています。
【手取り18万円の内訳】
月の収入額面:時給1300円×170時間前後≒22万円
社会保険や税金等:4万円前後
→毎月の手取り:22万円-4万円=18万円
アルバイト先では社会保険に入らせてもらっていて、控除を引くと毎月の手取りは18万円位になります。
【家賃8万円の内訳】
賃料:6,9000円
管理費等:10,000円
→毎月の家賃:約8万円
【実録】毎月の支出内訳
実際の2024年8月の支出は下記となっていました。
家賃:80,000円
食費:15,000円
水光熱費:9,300円(水道1,500円電気6,400円水道1,400円)
通信費:4,800円
日用品費:10,000円
交通費:8,000円
美容&衣服:13,000円
外食&交際費:8,000円
医療費:8,000円
合計:156,100円
(投資額:30,000円)
(推し活費:50,000円)
※合計には投資額と推し活費は含んでいません。
毎月の貯金&投資額
毎月を2~3万円貯金したく、下記の設定をしています。(貯金の代わりとして投資信託等の自動積立を利用しています。)
生活費と推し活費は主に同じクレジットカードで支払っているので、クレカ支払いが多いときはNISAの積立は無しにしていますが2024年1~9月のうちは7回は積立できています。
・20,000円:自身でNISAの自動積立を設定
・10,000円:ウェルスナビ(自動で積立・運用してくれるサービス)を利用
今まで日本生命の個人年金積立を10,000円利用していましたが、見直しにより解約したので2024年11月~iDecoでの拠出を開始予定です。
こちらは別記事で今後お話します。
推し活はできるのか(趣味にお金をかけられるか)
推し活はできますが、お金に糸目をつけられないので注意が必要です笑
私の場合の生活費なら1万円/月ほどは推し活にかけられるかなという計算です。
ただ、毎月1万円には収まっていないので、実際は貯金を切り崩しているということになります。←怖い
特に2球団(横浜と大阪の球団)を好きで約月に2回現地で観戦、地方遠征もするとなれば1万円に収まらないのは当たり前ですよね。
野球推しなのでシーズンは10月でほぼ終わり、オフシーズンの10月~2月まではきちんと貯めよう!という心づもりでおりますが…笑
18万/8万の一人暮らしに向いている人と節約術
手取り18万円で家賃8万円で暮らせる人は、家にいるのが好きで自炊中心・交際費がほぼ無い・ものをほぼ買わない人だと考えています。
あまり節約だとは思っていませんが、私が実際にしていることをまとめました。
自炊中心
実際私はほぼ毎食自炊(職場にお弁当も持参)なので、食費は毎月15,000円ほどに収まっています。
スーパー等でお惣菜もほぼ買いません。
知人や職場のお客さんからお米や野菜をいただくこともあり、助かっています。
友人との外食は月に1~2回程度
外食や交際費としては月に1回友人と外食に行くかどうかと、あとは好きな企画展がやっていれば母と美術館等に出かけるくらいなので月に1万円位に収まります。
友人も少なく、お付き合いしている人もいないのでできることかもしれませんがこれが性に合っているなぁと感じています。
モノを大切に使う
基本的に衣服をはじめとしたモノは気軽に買わず、本当に必要かどうか考えてから購入します。
化粧品もあれこれ増やさず、最低限必要なものだけ手元に合ってそれが無くなるまできちんと使います。
もちろん下着やタオルなど定期的に買い替えが必要なものは買いますし、服も見た目が良くないなと思ったら買い換えます。
最低限のサブスクリプションを契約&無料のものを最大限活用
以前はNetflixやAmazon PrimeやAmazon Musicを契約していましたが、全て解約して今は何もサブスクを契約していません。
(楽天Mobile特典で無料の楽天TVパリーグスペシャルのみ契約)
リモートワークがあったときや移動時間が長かったころは音楽系のサブスクも必要でしたが今は必要ないし、音楽も聴けて情報を得られるラジオをよく聞いています。
動画は野球が生活の大半を占めているので試合の中継や動画が見られれば十分。
昔からNHKの番組が好きなのでテレビでそれも見ていると時間が足りないくらいです。
NHKは受信料を払っているのでたくさん見たほうがお得だし、スマホで視聴できるNHK+で見逃し配信も見られます。
私は今の生活が楽しくて心地よく、我慢だとは思っていません。
外食も頻度が低ければ行くときがスペシャルなものに思えますし、何かを買う時も大切に長く使おうと思えます。
手取り18万円・家賃8万円の家は借りられない可能性大
手取り18万円で8万円の家を借りようとすると収入に見合わない家賃とみなされて審査に落ち、部屋を借りることができないと考えられます。
適正家賃は手取り収入の3割ほどと言われているので、保証会社が契約を認めてくれない場合が多いのです。
現に以前手取り24万円で9.5万円の部屋(手取りの約4割)を借りようとしたら審査に落ちて借りられませんでした。
手取りがいくらあれば8万円の家に住めるのか
借りる当時に手取りが25万円以上ある方は、8万円の借家に住めると考えています。
現在私は手取り18万円で家賃8万円の借家に暮らしていますが、借りた当初は26万円の手取りがありましたが転職等を経て18万円に下がりました。
借りた当初(2023年1月)は別の仕事をしており正社員で26万円の手取り収入がありました。
家賃の目安は手取り収入の3割と言われているので、26万円の3割は7.8万円。
その際に保証会社の審査を受けたので家を無事借りられたというわけです。
現在は手取り収入が18万円でギリギリの生活ですが、ある程度貯金があるのとこの家が気に入っているので引っ越しをせずに8万円の家に住み続けています。
8万円の家賃に住める方は、下記となりますね。
・25万円以上の手取り収入がある人
・契約当初は25万円以上の収入があり、その後収入下がった人(十分な貯金額があることが前提)
私が高い家賃の家に住み続ける理由
家賃が収入のほぼ半分を占める今、なぜこの家に住んでいるのか。
家にいるのが好き、家族を気にせずマイペースに生活したい、アクセスが良いという3点が理由です。
家にいるのが好きだから設備に妥協したくない
私の趣味と言えば野球観戦(現地に行く・テレビで観戦)やパン作り、料理、手芸など大半は家でできることです。
お休みの日も家の中であれこれやっていると1日がすぐ終わるほど。
なので家の中が快適であることが何より大切です。
8万円以下の部屋だと広さが不十分であったり、キッチンの設備や広さが不十分で思いっきりパン作りや料理ができないというのがストレスになります。
今の家も洗面所の中にトイレがあるという点では妥協しましたが、結果的に一人暮らしなのでそれもあまり気にならなくなりました。
マイペースに生活したい
家族に遠慮せず、一人で気ままに生活できるのも一人暮らしをしている理由。
今の家から実家は自転車で15分の距離。
友人知人に1人暮らししている意味ないじゃんとよく言われます。
もちろん両親には感謝していますし、仲が悪いわけではありません。
私の仕事は9~23時の間でのシフト制なので一般的な仕事をしている実家の家族とは行動パターンが異なります。
実家はマンションで広さもあまりないので、生活時間が違うとなかなか窮屈だなと思ってしまっていました。
また、父親が小さい子供好きで、テレビなので見るたびにかわいいというのも気になっていました。
子どもを産む予定もなければ、彼氏もいないので結婚する予定もない…今思えば卑屈になっていただけだと思いますが、一人娘の私には割とつらかったです。笑
一人暮らししたことにより、より両親に優しくできて大切に思えるようになったとともに、マイペースに気楽に生活できる今が幸せだなぁと感じています。
アクセスの良さ
1番の最寄り駅からは平たんな道で徒歩6分、2番目の最寄り駅も平たんな道で徒歩9分。
職場にも自転車で15分で着きます。
このアクセスの良さも今の家に住み続けている理由です。
実家は最寄り駅からバスで10分、バス停からも歩いて8分ほどかかります。
実家に住んできたときは最寄り駅まで毎日15分自転車をこいでいました。
移動時間が短いと別のことに時間を使えます。
お金(家賃)で時間を買っているというイメージですね。
いわゆる節約が気にならない 環境負荷も減らせればいいよね
前述しましたが、いわゆる節約というのがあまり気にならないで暮らしています。
モノを大切にしようと思うと使い捨てのものが減り、ゴミも減ります。
ティッシュペーパーは5箱入りのものが半年以上もちますし、ペットボトル飲料は基本的に買わないのでペットボトルゴミは基本的に出ません。
めちゃめちゃ環境のことを考えてる!というわけではないですが、未来を生きる人たちのためにも少しでも環境負荷が少ない生活ができればいいなと思っています。
まとめ
手取り18万円で8万円の家には毎月の支出がギリギリですが生活できます。
ただ借りた当初に手取り18万円だと借りられない、住み続けるには十分な余裕資金(貯金等)がある必要があります。
ちょっと旅行など贅沢しようと思ったら赤字になるし、推し活がライフワークの人には推し活費用も必要。
となれば崩せる貯金があることが重要です。
家にいるのが好きだから設備に妥協せず快適に過ごしたい、自分の時間を大切に使いたいという方には収入の3割を超える家賃を払っても良いかなというのが私の考えです。
迷っている方の参考になればうれしいです。
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